CEATEC JAPAN 2010に行ってきた

CEATEC JAPAN 2010に初めて行ってきました。CEATECとは大学やメーカーなど、研究開発を行っている団体が先端技術の発表を行う大きなイベントです。幕張メッセの広大なスペースに、出場団体がブースを構えて我こそはと言わんばかりにアピールをしていました。この日は最終日、土曜日、そしてこの日のみ入場無料と言うこともあって大混雑かなと思っていたのですが、大雨ということもあって割とゆっくり見ることが出来ました。

とにかく広くて全部は見きれなかったかもしれませんが、粗方見て回ったつもりです。こういったイベントでは写真撮影出来ないものだと思っていたのですが、会場にいってみるとみんなカメラを片手にコンパニオンを取りまくっていてびっくり!(笑)

見る方に夢中であまりとれなかったのですが、何枚かご紹介!

SONY in CEATEC JAPAN 2010

こちらはソニーのブース。サイズは失念してしまったのですが、超巨大な3DのLEDスクリーンが一際目立っていました。裸眼ではなくグラスを掛けるタイプでしたが、サイズがとにかく大きいので迫力がありました。Gran Turismo 5のデモもやっていて、ゲームを欲しくなりました。(笑)

村田製作所 in CEATEC JAPAN 2010

そしてこちらは村田製作所のブース。やっていたのは小さなロボットによる自転車と一輪車の走行デモ!写真では分かりづらいかもしれませんが、とても人間では考えられない遅い速度で自転車や一輪車を乗りこなしていました。バランスをとるのは、体の中央にある円盤の様な重りを回転させているんだとか。一輪車でカーブを綺麗に曲がっていたのには驚きました。人間だと二足歩行よりこういった乗り物の方がバランスをとりづらいですが、機械的に言うとまた違うのでしょうか。

産業技術総合研究所 in CEATEC JAPAN 2010

続いて産業技術総合研究所のブース。とても狭いスペースだったのですが、ものすごい人だかりであまりよく見えませんでしたが、人間そっくりの表情をもつヒューマノイドロボットHRP-4Cに、Vocaloidの初音ミクの音声サンプルを改造したものを連動させて歌を歌わせるデモを行っていました。初音ミクは主にMIDI信号による発声ですが、こちらは実際の歌手の歌声を録音した波形データから、抑揚などの歌唱力に関わるパラメータを抽出し、声や表情に反映させているそうです。最初はなんのお遊びかと思いましたが、そこまでやるなら確かに面白いですね。

HRP-4C in CEATEC JAPAN 2010

個人的にはあまり完動しなかったのですが、それ以前に混みすぎてほとんど見えませんでした…。

全体を通して目立ったのは、LEDや有機ELによる新照明、3Dテレビ、そして近未来のエネルギーサイクルモデルになるであろうスマートグリッドに関わる出展物が非常に多かったです。3Dテレビには全く興味がない私ですが、それ以外は今後の技術革新に大いに期待です!

ちなみにLED電球メーカーのブースで抽選に当たって、40Wクラスの電球を貰いました。(笑)これ消費電力5Wで40000時間持つんですって!凄い。