480km日帰りドライブ
去年とは打って変わって今年の7月は本当に晴れが多い!梅雨明けが早かったのもありますが、こんなに晴れる日が続くのはとても嬉しいです。天気が良いとどこかへ出かけたくなるもの。『ちょっとドライブしよう』から始まって、まさかこんな長い旅になるとは思いもしませんでした。
どこか気持ちよく走れるところはないものか、とぶらぶらバイクで出かけてきたのは榛名山。私のバイクはPCXと言う125ccの高速にのれないバイクなのですが、それ以前に横浜からだとかなり距離があります。当日は晴れで、現地の最高気温は36度と非常に危険な気配。(笑)朝早く出かけて早めに帰ってこようと思っていたのですが、疲れの溜まっている週末だったためか、目が覚めたのは7時半。急いで支度をして、8時に出発したときは外は既にかなりの暑さでした。
今まで日焼け止めなんて塗ったこともなかったのに、今年は1時間外にいるだけで自分の肌がどんどん黒くなって行くことにちょっと恐れをなして、コンビニで日焼け止めを購入。とりあえず露出しているところに塗ってみました。塗っても強い日差しがじりじりくるので、正直不安です。
ルートは国道1号を都内に向かって走り、その後環七へ。途中川越街道を経由して17号線(新大宮バイパス→熊谷バイパス)へと入ります。17号線は自分の運転では初めて通りましたが、広くてとっても走りやすかったです。信号で止まることも殆ど無く、単純に道路としてまた走りたいなと思えるところでした。
暫くその17号線を走るのですが、暑さで有名な熊谷市の付近にくると、地平線沿いに大きな陽炎が…。蜃気楼出るんじゃないかというくらいすごい熱波でした。途中写真を撮るために停車したのですが、止まった瞬間汗がにじみ出て、すぐに蒸発していくのが分かりました。暑すぎて汗がしたたってくれません。(笑)
ちなみに写真は高圧線の鉄塔がやたらいっぱいあって面白かったので撮影しました。
その後伊香保温泉の付近を通って、山を登っていくと榛名山と榛名湖が見える場所に到着しました。到着したのは12時半くらいでした。片道180kmぐらいだったでしょうか。4時間半と一般道で来た割には早いですが、やっぱり遠かったですね~。
右が榛名富士(1391m)、左が烏帽子岳(1363m)というらしいです。写真にも写っていますが、榛名湖にはやたら大きくてゴツゴツしたアヒルが生息していました。(笑)
目的の所に着き、この後どうしようか考えていたのですが、来た道を帰っても家に着くのは17時以降。当初の予定ではそのまま帰る予定だったのですが、以外と榛名山を登る山道に来るまでが景色的に面白くなかったので、ちょっと寄り道することに。そんなに遠くなさそうだったので碓氷峠へ向かいました。
榛名湖から南西に山を下る天神峠を走り、碓氷峠の起点ともなる横川へ向かいました。横川と言えばやっぱり釜めし!小さい時祖父によく浅間山へ連れて行って貰ったので、道中の横川駅ではいつも停車時間中に駅弁の釜めしを買いにいっていました。
格段美味しいって訳でもないですが、とっても懐かしい味がします。かなり久しぶりだったので、亡くなった祖父の事を思い出ししみじみとしてしまいました。
ちなみに現在は長野新幹線開通の影響で、横川と軽井沢間の在来線は廃線になってしまいました。急勾配で有名な区間でもあったため、特急列車に2台の電気機関車を連結して、スイッチバックをしながら『碓氷超え』をしていたのが今でも記憶にあります。今はもうないと思うと、ちょっと寂しいですね…。(新幹線は殆どトンネル内を進んでしまうので…)
釜めしを食べて一息入れたら、いよいよ碓氷峠を登ります。今は碓氷バイパスという走りやすい道が出来ていますが、私は敢えて旧道を選択!いずれにしても道路を走るのは初めてです。実際走ってみると、道路の方は勾配が激しすぎてキツイというよりは、ワインディングが激しすぎて運転が大変!って感じでした。これだけカーブが連続しているからこそ、急勾配にならずに済んでいるという印象を受けました。恐るべし碓氷峠!
途中、廃線になっている電車の橋が見えました。めがね橋という相性で知られる、レンガ造りの有名な橋のようです。架線がないのですが、古い線なのでしょうか。綺麗ですねー!こう言うの好きです。
碓氷峠を越えると軽井沢駅に着きました。避暑地として有名な軽井沢ですが、暑すぎて笑えました。それでも都心よりは涼しいんでしょうか…疑問です。しかしやっぱり連休と言うこともあって人が多いですね~。
碓氷峠も越え満足してはいたのですが、調べるとここから家に戻るルートが来た道と一緒…。帰りは碓氷バイパスの方を通れば良いかなんて思ってもみたのですが、そこから先ずっと同じなのはやっぱりつまらない!確かこの時点で既に15時半くらいだったと思うのですが、思い切って野辺山を通って小淵沢方面へ抜けることにしました。
これは確か軽井沢から御代田町の方へ向かう道の途中だったと思います。雲と光が綺麗だったので撮影しました。
佐久の辺りでは消防車がホースで水を掛けているところに遭遇し一瞬火事かと思いましたが、よく見るとみこしを担いだ人たちが中心にいたので、どうやらお祭りのようでした。通りたかった道が通行止めで、ちょっと遠回り。
╼╼╼╼╼╼╼╼╼この辺りから時間的な余裕が本格的になくなり、写真を撮れなくなります。(笑)
小淵沢へ向かって小海線と併走し、野辺山、清里と抜けていきます。この辺りは八ヶ岳、南アルプスがそびえ立つパノラマ景色です。日が沈み出したので、小淵沢へは寄らず手前で韮崎の方へ抜ける道でちょっとだけショートカット。韮崎へ着くと富士山がとっても綺麗に見えました。ここからはひたすら甲州街道(20号線)を都心へ向けて走ります。途中大月ではまたしてもお祭りをやっているらしく、片側通行とかもあって大渋滞。ただでさえ大月は20号線も中央道も混む所なのに、ダブルパンチです。バイクでもすり抜け出来ないところが多く、かなり時間をロスってしまいました。もう辺りは真っ暗です。(笑)
相模湖を過ぎると道も大分流れてきましたが、高尾山に抜ける大垂峠(おおだるみとうげ)の存在を忘れていて、ガソリンがないまま突入してしまって冷や汗をかきました。…なんと道中のスタンドは夜だったせいでみんな閉まってるんですよ!(笑)なんとかガス欠になる前に峠は越えられたのですが、結構面白い道でまた今度明るいときに行ってみたいなと思いました。
その後は普通の道路になるのですが、疲れが溜まっていて事故が怖いので安全運転で帰りました。横浜方面へ出るのに町田街道を通る方法もありましたが、車線数が少なく渋滞が怖いので、高井戸まで出て環八経由で国道1号へ出て帰りました。
家に帰ると22時半。やっと帰れた~!って感じです。実はちゃんとした休憩は殆ど取っていなくて、全部併せて1時間くらいだと思います。とすると13時間半は運転していたのでしょうか…。渋滞が無くても12時間くらいの道のり。ちょっとやり過ぎました。素直にどこかで素泊まりすればよかったですね…。(笑)でも楽しかったし、良い思い出になりました。
ちなみにバイクのトリップメーター。
なんと480km!我ながら凄い…。車でも走りたくない距離です。(笑)昔は50ccの原付で200km走ったこともありましたが、それより酷いですね。
ちょっと違ってるかもしれませんが、ルートはこんな感じ。
出発地と到着地は横浜駅にしているので、実際は少し違います。それにしても神奈川・東京・埼玉・群馬・長野・山梨と6都県にまたがる豪華ツアーになってしまいました。ドライブと言うよりツーリングですね。あっ、くれぐれも日帰りで行かないでくださいね!(笑)
こんにちは。さくらBlogに何度かコメントしたぺ様です。引退気味ですが、FF11もほそぼそ続けています。アートマ?なにそれ??
私は長野県出身なので、学生時代に東京からなんどか原付で実家に帰ったことを思い出しました。17号線は使ったことはありませんが、20号~清里~佐久に抜けるルートはよく使いました。
峠の釜飯はいまやメジャーブランドでどこでも食べられますが、たまに食べるとほっとする味ですよね。
コメントありがとうございますっ。
承認が遅くなってしまい申し訳ありません。
FF11はずっと放置で私もさっぱりです。笑
原付で長野まで・・・!すごいですね〜。50ccだと伊豆半島の先っぽ下田までは行ったことがありますが、かなり遠かったです。
ちなみに私は知らなかったのですが、wikiをみると20号の大菩薩峠のところは土日は原付通行禁止だとか・・・。(最近のことかもしれません)
長野は本当に良いスポットが多いので、また向かうかもしれません。